流通供給量(Circulating supply)
要点 流通供給量とは、市場に出回り自由に取引できるトークンの数。ロック中、未ベスティング、リザーブ、バーン済みのトークンは含みません。
流通供給量とは、実際に一般の手にあり、自由に取引できるトークンの数です。ロックされているもの、ベスティング前のもの、チームがリザーブとして保有しているもの、バーンアドレスに送られたものは除外されます。あるトークンが10億枚存在していても、取引可能なのが2億枚だけなら、流通供給量は2億枚です。
オンチェーンにこれを示す単一のフィールドはありません。ERC-20やSPLなどのトークン規格が管理しているのは総供給量だけなので、流通供給量は誰かが計算した数字、つまり総供給量から除外すると決めたウォレットやコントラクトの分を差し引いたものです。データサイトはこの数字をプロジェクト自身から取得したり、手動で管理された除外ウォレットのリストから算出したりすることが多く、古かったり単純に間違っていたりすることがあります。
これが重要なのは、時価総額が価格×流通供給量で計算されるため、時価総額に基づくすべてのランキングやスクリーナーがこの数字に依存しているからです。総供給量が大きいのに流通供給量が小さい場合、トークンの大半はまだ市場に出ていないということです。ロックされたトークンがアンロックされて売られると、需要が変わらなくても、その新たな供給が価格を押し下げる可能性があります。流通供給量が少ないと、ちょっとした買いでも価格が動きやすく、これは上下どちらにも働きます。
信じる前に自分で確認しましょう。ブロックエクスプローラーでトークンを開き、上位ホルダーを見て、どの大口ウォレットがチーム、トレジャリー、ロックコントラクトとしてラベル付けされているか確認します。掲載されている流通供給量と、ホルダー一覧から推測される量を比較してください。時価総額を実態より小さく、または大きく見せるようにウォレットを除外しているプロジェクトには注意が必要です。そのうえでベスティングスケジュールを読み、時価総額と完全希薄化後評価額(FDV)を比較して、今後どれだけの希薄化が控えているかを把握しましょう。




